親中派の苦境 2018 12 9

 今日もまた、
アメリカのハドソン研究所の日高芳樹氏の著書から引用しましょう。
これは、「アメリカに敗れ去る中国」という本からです。
190ページから引用です。
 第42代大統領ビル・クリントンは在任中、
中国を訪問し、9日間滞在した。
これほど長く中国に滞在した現役大統領は、彼が初めてである。
 中国政府の手厚いもてなしへの返礼として、
ビル・クリントンは、大陸間弾道ミサイルの弾頭制御技術を、
中国に売り渡すことを許可した。
 クリントンが中国に与えたのは、
垂直に打ち上げた大陸間弾道ミサイルを、
地球を回る軌道に乗せるための制御技術だった。
 中国は、この先端技術を開発することができず、
何度も実験に失敗していた。
(引用、以上)
 今から20年近く前だったでしょうか、
この技術が、アメリカから漏れたのか、
ロシアから漏れたのか話題になっていました。
 私は、ロシアから漏れたと信じていましたが、
結局、アメリカから中国への「技術供与」だったので、
私は、ずいぶん驚いたものでした。
 これは、米中蜜月を象徴して、
日本は置き去りにされたということで、
今でも思い出したくないことです。
 クリントン政権の基本政策は、「日本素通り」どころか、
「日本封じ込め」に近いものがありました。
 確かに日本のバブル経済の時は、
日本企業がアメリカ資産を買いすぎて、
日本脅威論がありましたので、
その印象が強く残っていたのでしょう。












































































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